パージ剤トミクリンについて、お客様からお寄せいただくご質問にお答えしています。
- パージ剤は残ってしまうイメージがあるが、トミクリンはどうですか?
- トミクリンは、業界唯一の特殊セラミックフィラーの添加など独自の洗浄成分の配合により、高い洗浄力と低い残留性を同時に実現しています。また、パージ剤の残りやすさはグレードによっても変化します。詳しくは、「グレードの選び方」をご参照下さい。
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- パージ剤は比較しにくいのですが
- 弊社試験機によってパージ剤の比較試験も行っております。
材料のご提供が可能であれば、最適なグレードと洗浄方法のご提案をいたします。
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- 単体で使うのですか?ブレンドして使うのですか?
- トミクリンは通常単体で使用します。
ただし、ホットランナー内を洗浄する時など、成形材料にブレンドして使用した方が良い場合もあります。
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- ホットランナーの金型に入れられますか?
- ホットランナー内を洗浄する時は、成形材料にトミクリンを10~30%ブレンドしたものを使用してください。
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- 使用温度を超えるとどうなりますか?
- 使用温度を超えると材料が分解しやすくなり、洗浄効果が低下したり発煙が多くなるなど取り扱いが悪くなります。また、使用温度を大きく超えると、液状化によってパージ剤が飛び散ることがあり危険です。
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- ノンフィラータイプもありますか?
- トミクリンは、無機フィラー入りのSシリーズとノンフィラータイプのCシリーズをご用意しております。また、ラインアップを豊富に取り揃えておりますので、パージの目的に応じて最適なグレードをお選びいただけます。
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- 留置きしても大丈夫ですか?
- グレードによって違います。グレード表によってご確認ください。
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- パージ剤によるシールとは?
- 機械停止中に、シリンダー内をパージ剤に置換充填させることです。これによって、樹脂の劣化による炭化物などの異物の発生を抑えることが出来ます。トミクリンには、高いシール性能を持つグレードがあります。
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- スクリューを抜いた後、はがれやすいですか?
- はがれやすさはグレードによって違います。スクリュー抜き用には、「SPH」もしくは「CPH」をお勧めします。
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- 使用後、再利用できますか?
- 著しくは汚れていないパージ屑を粉砕することなどによって、パージ剤として再利用出来ます。また、単一樹脂ベースのCシリーズは、無機フィラーを使用していないので再生材としての利用も可能です。
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- 炭化物の除去は出来ますか?
- 炭化が進み強固にこびりついたものは、完全な除去が難しくなります。定期的にトミクリンを使用して、炭化物が固着する前に洗浄することをお勧めします。洗浄のタイプとして、掻き取りタイプと漬置きタイプをご用意しています。
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- 安全性はどうですか?
- トミクリンは、有害な物質を一切使用しておりませんので安心してご使用いただけます。また、MSDS(製品安全データシート)をご用意いたしておりますのでご利用ください。
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- 成形機そのものへの影響はありますか?
- トミクリンは、成形機を傷めやすいガラス繊維を使用しておりませんので、通常の使用の範囲内では成形機への影響はありません。
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- トミクリンの廃棄方法は?
- 埋め立てもしくは焼却による処理が可能です。
- 埋め立てるときは、「廃棄物の処理および清掃に関する法律」に従って、公認の産業廃棄物業者もしくは地方公共団体がその処理を行っている場合には、その団体に委託処理を行って下さい。
- 焼却する時は、焼却設備を用いて、大気汚染防止等の諸法令に適合した処理を施して焼却してください。
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- 海外の工場でも購入できますか?
- 現在、中国の一部地域を除いて、海外での購入は出来ません。海外の工場でご使用には、国内で購入手配していただく必要があります。
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